満州の教育

 

新京

建国大学

満洲国の代表的最高学府として設立された国立大学で、総長は国務総理大臣の兼任であった。大学院・研究院を設置した。詳細は当該項目を参照のこと。

大同学院

満洲国所管の国立学校で、同国官吏の養成・再教育のために設立。詳細は当該項目を参照のこと。

新京法政大学

新京医科大学

その他

新京工業大学・新京畜産獣医大学・師道大学・女子師道大学などが存在していた。

  • 1946年中華民国に接収され、師道大学・女子師道大学が長春師範学院に、新京工業大学・新京医科大学・新京畜産獣医大学が国立長春大学に併合。いずれも*1949年中華人民共和国成立をうけ廃校となる。

ハルピン(ハルビン、哈爾浜)

ハルピン学院(哈爾浜学院)

設立当初は外務省所管の旧制専門学校であったが、1940年以後は満洲国所管の国立大学となった。日露間の貿易を担う人材養成を標榜した。著名な卒業生として、外交官の杉原千畝、ロシア文学者の工藤精一郎がいる。

  • 1920年:日露協会学校(1907年発足)としてハルピン市に設立。
  • 1932年4月:ハルピン学院と改称。
  • 1940年3月:大学に昇格し満州国立大学ハルピン学院と改称。修業年限4年
  • 1945年8月:日本の敗戦に伴い解散。
  • 1999年4月:ハルピン学院同窓会幕引き。同時にハルビン学院連絡所(〒新宿区原町1-28 恵雅堂出版内 電話03-3203-4754)が事務処理を引き継ぐ。

北満学院

満洲国所管。在留ロシア人のための大学であった。

  • 1937年3月:哈爾濱俄僑学院設立・開校。商学部設置(修業年限3年)。
    • ハルビン法科大学(1922年設立)・ハルビン教育大学(1925年設立)を統合。
  • 1938年3月:工学部(修業年限4年)を増設し満州国北満学院に改編。
    • 聖ウラジーミル大学(1934年創立)工学部を併合。
    • 初代学院長は清水三三。
  • 1945年:日本の敗戦に伴い解散。

ハルピン開拓医学院

  • 1940年:私立ハルピン医科大学に設立。
  • その他チャムス、チチハル、龍井にも開拓医学院がある。

その他

ハルピン工業大学などが存在していた。

奉天

満洲医科大学

関東局所管の私立大学である。

満洲教育専門学校

満鉄により、同社が付属地で経営する初等・中等学校の教員養成のために設立された師範学校。通称は教専

  • 1924年:開校。初代校長は保々隆矣(満鉄地方部学務課長)。
  • 1931年:廃止が決定。
  • 1933年:最後の卒業式が行われ廃校。

その他

奉天工業大学・奉天農業大学などが存在していた。

関東州

いずれも関東局所管の学校であり、1945年日本の敗戦に伴い進駐してきたソ連軍に接収され廃校となった。

旅順

大連

  • 南満洲工業専門学校
    • 1922年4月:私立学校として設立。
    • 1946年11月:大連工業専門学校となる。
    • 1949年4月:大連大学工学院化学系となる。
    • 1950年7月:大連工学院化学系となる。
    • 1988年:大連理工大学化工学院となる。
  • 大連高等商業学校
    • 1936年11月:私立の旧制専門学校として設立。通称は大連高商
    • 1941年4月:官立移管。
    • 1944年4月:大連経済専門学校大連経専)と改称。
    • 1946年:廃止。
    • 現在、校地は大連教育学院が使用。
  • 大連女子医学専門学校
    • 1945年:満鉄大連病院に設立。